4.ものがたりを つくろう
(イベントとメッセージ)
スクラッチ教室もすでにシリーズ4回目です。教室の開催のたびに子どもたちの頭のやわらかさと、適応力の高さにおどろかされます。今回は、スクラッチクイズ大会というのを全体でやってみたのですが、すさまじい盛り上がりでした。わたくしなんて、マウスを使ってやっと画面に線が書き込めるようになったというのに、クイズの早押し大会並にささっと画面にかきこんじゃうんですよ。(もしかして反射神経の問題ですか?)
本当に、子供たちってipadやパソコンを使いこなすのが早いです。さすがデジタルネイティブ世代!
今回は「イベント」と「メッセージ」のブロックをつかって自分だけの「ものがたり」を作りました。
プログラムの中では、キーボードやマウスのクリックなど、たまにおきるコトを『イベント』といいます。
よく使うスクラッチの👆のブロックも実は「緑色のはたが押されたとき」という「イベント」です。クリックした回数だけ「イベント」が発生するので、連打すると連打した回数だけブロックの下の処理が流れてしまいます。
メッセージは、プログラマーが つくることができ、すきなときに おくることが できます。 タイミングをあわせて、ほかのスプライトをうごかしたりできます。
メッセージには「送る」と「受け取る」があります。 ネコからカニへメッセージを「送って」カニが「受け取り」ます。すると、カニを動かすことができます。
ねこがはなしおわったら、カニのスプライトが はなしをする 、というようにつなげていきます。 キャラクターから別のキャラクターへメッセージを送って、セリフや動きをつなげて「ものがたり」をつくりました。
所長の作品例は👇です。
https://scratch.mit.edu/projects/392351768
今回の「ものがたりをつくってみよう」というテーマは自由度が高いのでちょっとむずかしかったかもしれません。(というか、「はてしない物語」みたいに終わりがないですよね。)そのかわり、出てくるキャラクターを減らしたり、セリフ入力が難しかったら、「うごき」のブロックだけでもOKです。
上級者の皆さんは数分にわたる超大作をつくっていたそうですが、 2つ以上のキャラクターを動かせたらもうすばらしい!時間内に終わらなくてもすごいことです。
子どもたちがZoomでつながっているだけでもすごいことですから!
次回のスクラッチ教室「作って学ぶScratch」は
5月24日 (日曜日)13:00 開場・13:30開始です。ZOOM(ビデオ会議)上で行います。お題は「 クローン 」です。お申し込みは👇
https://j-code.org/events/ からお願いします。
5かいめ(5月24日(日)13:30~)クローンいちごを やっつけろ