2019年3月のプログラミング教室

2019年3月にプログラミング教室を行いました。

3月9日(土)は中央公園文化センター、3月7日(日)は赤羽文化センターで行いました。メニューは、
10:30~12:30 プログラミング入門(中学生~おとな向け)
13:30~14:00 バーチャルリアリティ体験コーナー(7歳以上)
14:00~15:30 マイクロビット3回シリーズ(小中学生向け)
です。

今回はマイクロビットを使って工作をしてみました。

おお、これは力作ですね。プラレール(なつかしいです。)を思い出します。
動きを制御できますね。

中央公園文化センターで開催したプログラミング教室ではロボットカーを動かしました。ロボットカーは組み立てが大変なので、あらかじめ作ってありますが、プログラムは子供たちにしてもらいました。

無線機能で制御できるので、とっても盛り上がりました。

4月より毎月第3日曜日、赤羽文化センター(ビビオ3F)で、教室の定期開催をはじめます。
次回の第3日曜日は、プログラミング体験・見学会です。予約は不要です。。出入り自由です。しかも、うれしい参加費無料!
すきなプログラミング教材を試してください。もう、すでにほかのプログラミングをやっている方でも、スタッフがお手伝いをします。一緒に考えましょう!

教室はパソコン台数に限りがありますので予約が必要ですが、「バーチャルリアリティ体験コーナー」は、予約不要です。お気軽にお立ち寄りください。
また、パソコンを持参されるかたは、飛び入り参加も可能です。教室のWiFiは自由に使えます。見学は自由です。

お申し込みはこちらからお願います。
 

2019年2月9日(土)プログラミング教室@中央公園文化センター

2019年2月9日(土)にプログラミング教室が行われました。
午後は大人向けJavaScript(ジャバスクリプト)プログラミングの講座、午後は子どもたち向けのマイクロビット(micro:bit)の講座でした。

本日は、3回シリーズの2回目です。
前回の記事はこちらです。

午前(大人向け)の講座はホームページ作成を通じてJavaScript(ジャバスクリプト)プログラミングを基礎から学びます。今回のテーマは変数と条件分岐です。

所長がwiki(ウィキ)にまとめてくれているではありませんか!☟

https://github.com/koichii/javascript-tutorial/wiki/javascript

この内容にそって説明しながら、ブラウザ画面上でスクリプトの動作を確認しました。F12 キーを押すとデバッガが出てくるので、コンソールにJavaScriptを入れて、動作を確認することができます。

午後はプログラミング教室の開始前に、VR(バーチャルリアリティ)とロボットカーで遊びました。
 未来美術部の方がいらっしゃって、本格的な機材で、バーチャルリアリティを体験して頂きました。ロボットカーのすもうもみんなでやってみました。ロボットカー同士がぶつかり合うのですが、結構人気でした。

午後はマイクロビット(micro:bit)の2回目の講座でした。
今回のテーマは「変数、条件分岐を学ぶ」です。
ロボットカーはこんなかんじ(↓)の配線などしなければならないので、スタッフがあらかじめロボットカーを組み立てておいて、子どもたちにはプログラミングをしてもらいました。

 

ロボットカーの動きを説明したあと、サンプル( ロボットカー入門)を好きなように改造してもらいました。今回は、プリントを用意してみました。プリントを埋めるようにして、プログラムを改造してもらいました。

最後にみんなでどんな数値をいれたのか、プリントの答え合わせをしました。

終わった人は、もう一台マイクロビットを使って、無線のコントロールに挑戦してもらいました。

参加してくれた皆様、ありがとうございました。

2019年1月12日(土)マイクロビットでプログラミング教室@中央公園文化センター

1月12日(土)にプログラミング教室をおこないました。
午前のプログラミング教室(中学生からおとな向け)の内容はこちらをごらんください。
午後は、ココキタで活動している未来美術部のかたが来て、13:30~14:00にバーチャルリアリティの体験会を行いました。

本格的な機材で、バーチャルリアリティを体験して頂きました。
わたくしはまったく絵心がないので、バーチャルだと安心します。
大人も楽しめますよ。

14:00~15:30は マイクロビット(micro:bit)のプログラミング3回シリーズ 第1回目です。
マイクロビット(micro:bit)のプログラムの作り方を学習して、サイコロじゃんけんを作りました。ゆさぶると、0から6の間の数がランダム(乱数)にでます。遊び方は、大きい数が でたほうが勝ちです。ただし、0と6が でたら0の勝ちです。
エディター👇

シミュレーター👇

そのあと、数をかぞえるプログラム(ぼけ防止プログラム)を改造して、「変数」について学習しました。
変数とは、プログラム中で、あるデータを保存しておく箱です。変数には好きな名前をつけることができます。下のプログラムだと”kazu”という名前の箱を1つ作り、その中身に値100が入っていることになります。
Bボタンを押すと変数の名前の”kazu”は変わらないけど、はじめの100という値から-7されていきます。

次回は、
2019年2月9日(土)14:00~15:30@中央公園文化センターです。
次回は、「音をならしてみよう」でスピーカーを接続します。さらに、変数、条件分岐を学ぶ予定です。
お申込みはこちらをご覧ください。

参加者、保護者、ボランティアなど30名以上が集まり、大盛況でした。
参加してくれた皆様、ありがとうございました 😳 。

北区こどもプログラミングコンテストの優秀作品発表会もまだお席がございますので、ぜひ北とぴあに足を運んでください。(おしらせ・お申し込みははこちらをご覧ください。)

 

2019年1月12日(土)JavaScriptでプログラミング教室@中央公園文化センター

1月12日(土)に、プログラミング入門教室を行いました。 今回は3回シリーズの第1回目です。

プログラミング入門(中学生~おとな向け)
2019年1月12日(土)・2月9日(土)・3月9日(土)
開場 10:15、開始 10:30~12:30
場所:中央公園文化センター(王子駅または十条駅)

プログラミングが初めての方向けの講座なので、プログラミング言語の歴史や命令などを復習しました。
命令とは、

 指定したメモリから読む
 指定したメモリに書く
 足し算、引き算などの計算
 計算結果で、ジャンプする

です。歴史こんな感じで復習してみました。

 ■1970年 UNIX(オペレーティングシステム)
 ☆1972年 C言語(しーげんご、UNIXの開発用)
 ■1974年 パソコンCPU(8080, 6800)アセンブリ言語(機械語)
 □1975年 Microsoft BASIC(ベーシック、もともと教育用言語)
 ■1980年 MS-DOS(オペレーティングシステム)
 □1983年 C++(しーぷらぷら、クラスやオブジェクト)
 ■1990年 Windows 3.0(文字からグラフィックへ)
 ■1990年 WWWサーバとブラウザ(インターネットの普及)
 ■1991年 Linux(リナックス。オープンソースの普及)
 □1991年 Visual Basic (Windowsのアプリケーション開発用)
 □1994年 PHP(ピーエイチピー。WWWサーバ用の言語)
 ☆1994年 Python(パイソン。汎用言語)
 ☆1995年 JavaScript(ジャバスクリプト。ブラウザ用の言語)
 □1995年 Java(ジャバ。汎用言語)
 □1995年 Ruby(ルビー。汎用言語)
 ☆2006年 スクラッチ

GitHub.com (ギットハブ)にアカウントを作り、「リポジトリ」を「フォーク」して、自分のホームページを公開する方法を学びました。
なんて、小難しいことをなさっているのでしょう!

Gitとは、分散型バージョン管理システムの一つで、もともとLinuxのソースコードを効果的に管理するために開発されました。他にも Mercurial , Bazzar などの分散型と呼ばれるバージョン管理システムがあります。
亀さんマークのSubversion や CVS のように集中管理型(クライアント・サーバ型)もあります。
一度にプログラムを仕上げることはできないし、修正したり、機能を追加したり、みんなで開発したりしますので、バージョン管理はプログラミングで必ずといっていいほどやることです。

Gitでは、ファイルの状態を好きなときに更新履歴として保存しておくことができます。そのため、一度編集したファイルを過去の状態に戻したり、編集箇所の差分を表示したりすることができます。GitのHub(ハブ:集まり)はプログラムなどのファイルを公開することができるようにしたウェブサービスです。(昨年Microsoftさんが買収されましたね。)

リポジトリは、GitHub が、プロジェクトに関連するファイルをまとめて保管する単位です。
企業ベースだと、リポジトリをチーム内で共有して、作業目的ごとにブランチ (Branch:枝) と呼ばれるコピーを作り、適当なタイミングでブランチに対して行われた更新をマスター(Master:本流) に反映するというのが、開発の 1 つのパターンです。
個人でも、ファイル編集で「変更前にもどしたい」とおもったり、あれこれ手入れをするためにコピーしたり、備忘録としてファイルに日付を追加しますね。すると、どれが最新なのかわからなくなっちゃったりします。そういったバージョン管理の問題を解決するのがGitです。プログラムのソースだけじゃなくて、Excelファイルや、画像も管理できます。(特にExcelファイルはどれが最新なの~ってなっちゃいますよね。…Excel禁止令がでたことがあります…)

GitHub のアカウントを持っていると、自分のアカウント内に既存のリポジトリのコピーを作れます。これが、フォーク(食器のフォークみたいに分かれていくかんじかしら?)です。フォークしたリポジトリは自分の所有物なので、自由に更新ができます。これなら、安心してたくさん失敗できますね。

■GitHubにアカウントをつくる方法
■今回の講座で作ってみたページ
■実際のプログラムはこんなかんじ👇(講座で実際に作ってみたソース

皆さんこれで、立派なプログラマーです。新しいこと始めるっていいですね。わたくしも初めてです。

次回はギットハブを使って、JavaScriptをさらに深く学びます。

午後は 未来美術部の方がいらっしゃって、本格的な機材で、バーチャルリアリティを体験して頂きました。

午後の講座の記事はまた次回更新します。

2018年12月8日(土)プログラミング教室@北区中央公園文化センター

2018年12月8日(土)に北区中央公園文化センターでプログラミング教室をおこないました。実は、この中央公園文化センターは明治時代から戦前にかけては東京第一陸軍造兵廠があったところです。白く塗られてからはドラマの撮影などに使用されることもあります。とても歴史が古い建物なんですね。

ラジオからもクリスマスソング(Wham!)が流れて、 街がはなやいだ雰囲気になっています。プロググラミング教育研究所でもマイクロビット(micro:bit)を使ってクリスマスツリーを作りました。

今回の「プログラミング体験」も、コンピュータサイエンスエデュケーションウィークという、「世界中の子どもたちにプログラミングを体験する機会を!」というHour of Code(アワーオブコード)取り組みの一環として開催しました。

北区でもたくさんのこどもたちが参加してくれました。
北区でもたくさんのこどもたちが参加してくれました。

午前は、コードオルグ(code.org)のコース1プレイラボをやりました。コース1は初めてパソコンに触れる子どもにぴったりなコースです。マウスの使い方、ドラッグアンドドロップ(つかんでひっぱる)、ブロックを重ねるなどの基本操作に10分くらいで慣れることができます。普段はスマートフォンで操作している子どもたちも今日はマウスとキーボード操作に挑戦です。
慣れてきたところで、プレイラボ(PlayLab)に移って、お話を作ってもらいました。北区プログラミングコンテストでもプレイラボを使った作品がたくさんありましたよ。最後に、自分作ったお話を発表してもらいました。

プレイラボでお話づくりです。

午後は、ココキタで活動している未来美術部のかたが来て、バーチャルリアリティの体験会を行いました。
https://www.facebook.com/futureartclub/
子どもも大人も楽しんでました。

どんな映像が見えるのか気になります!!!
大人も楽しんでます💛

14時から、マイクロビット(micro:bit)でクリスマスツリーを作りました。
プロググラミング教育研究所では新しく「がくしゅう」のページをつくりました。サンプルプログラムをどんどん公開していきますので、ちょくちょくのぞいてください。(http://j-code.org/projects/student/

このクリスマスツリーのサンプルをそれぞれ改造して、ひとり1個のクリスマスツリーを作りました。自分で作ったプログラムでLEDをピカピカひからせたり。いろんな曲が流れるようにしていました。

身近な材料で骨組みをつくります。
クリスマスツリーがたくさんあって華やかですね。
窓の外が雪に見えますよ!?
完成!

参加者は午前16名、午後16名でした。
午後の「マイクロビットでクリスマスツリーをつくろう」のアンケートは↓です。
20181208アンケート結果_pm中央公園

参加してくれた皆様、未来美術部 Future Art Clubのみなさま、ボランティアスタッフのみなさまありがとうございました。みなさまのもとへサンタクロースさん🎅はきっとやってきます。We Wish You a Merry Christmas!

北区こどもプログラミングコンテストの優秀作品紹介、表彰
日時:2019年1月27日(日)14:00~16:00
場所:北とぴあ つつじホール
費用:無料
参加申込:https://j-code.connpass.com/event/110772/
事前申込があれば、北区外のかたも、どなたでも見学可能です。 ご家族・友人・知人とお誘いあわせのうえご来場ください。
定員になり次第しめきりです。お申込みはお早めに。
コンテストについて、くわしくは https://j-code.org/kids2020